射精に至るまでの過程が最も重要
愛のある性行為はすばらしいものである。もちろんこのことは男女共通の考えであり、その言葉に嘘はない。しかし愛が永遠に続く事があっても恋が続くことはないとされるように、始めは恋人同士でたくさんの刺激を与え合っていたのが次第にその刺激は薄れ、反対に一緒に過ごす事への安心感がたかまる。これはごく自然な事で、人間は非常に環境に順応する能力に長けているので当然の結果なのである。そこで精神的な安定は得られるであろう。しかし所詮人間も動物であり、いくらきれいごとを並べたところで、性欲に関してはどうすることもできない。
特にオスはより良い子孫を残すために、メスを選定する。そのポイントが若さであったり外見的なものに大きく左右されるのはいうまでもない。そして極め付けが、射精のシステムにある。男性の射精は女性が感じるオーガズムとは異なり、射精の瞬間に最大の快楽を一瞬で感じ取る。その射精の瞬間こそがもっとも至福のときでありその快感を得るためにメスを選び、命を削って性交に望む。しかしその一瞬の快楽を大きなものにするのかおざなりにするのかを決めるのは、全て射精までのプロセス、つまり過程にかかっているのだ。